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おまえさん/鷺と雪

<10月20日>

3日連続の面談で、心も体もぼろぼろ。

体調最悪の日々。

今日は、東京出張で、ようやく一息つけると思ったのだが、連日の疲労の蓄積で、面談が終わって緊張感の糸が切れたのか、朝起きたら本当に抜けガラ状態。

まあ、それでも、出張は、ありがたい。

ハードな内容の会議3連続だったのだが、往復の移動時間で息が抜けるので、まだまし。

医者からは、毎回面談があると体調が悪化するので、誰かに代わってもらえないのかと言われるが、さすがにそうは行かない。

まあ、一息ついて、また、明日から、ハードな辛い日々がしばらく続く。

毎月必ず1日は年休を取得して、心と体を休めるようにしているのだが、今月はそんな余裕がない。

もう、気が付けば、月末の繁忙期が目前。

倒れないように、祈るのみ。

祈っても仕方ないので、朝はユンケル、昼はエスタロンモカでなんとか生き伸びる日が続く。

でも、出張で息抜きとか言っても、帰りが遅くなるから、睡眠がたりなくなるんだよね。

つらいなあ。

【本日の読了】

「おまえさん」宮部みゆき : 待ちに待ったというか、忘れた頃に出る、「ぼんくら」シリーズ第3弾。これまで単行本で買っていたのだが、今回は文庫と同時発売なので、ありがたい。読書は、移動時間に限られるので、単行本は重くて邪魔。まあ、相変わらず、お馴染みの面々が、ミステリ+人情噺+青春小説と欲張りなドラマで楽しませてくれるので、満足至極。宮部みゆきの時代ものも、最近は、なんだか暗い一方みたいなものも出るので、ちょっとなあ・・・と思う事がしばしば。やっぱりこれだよなあ。

「鷺と雪」北村薫 : ぼんくらシリーズに続き、ベッキーさんシリーズが読めるとは、何たる幸せ。悲しいことに、この3作目で、シリーズ終了。5.15で始まり、2.26で終わるというのは、当然最初から意図して書いているのだろうが、そんな時代背景をちりばめながら、爽やかな連作短編を描く北村薫は、円熟期に入ったのかなあ。もう還暦過ぎているので、当たり前なのだが、この作品で直木賞というのは、北村薫に失礼だと思う。直木賞に値する作品をどれだけ書いてきていると思っているんだ!などと言っても詮無い。賞など関係なく、良い作品を書き続ける作者に脱帽。

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