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2009年6月

終末のフール

<6月30日>

梅雨らしく、朝から雨。

バスが遅れる。

終日小倉で仕事。

雨の日は、あまり調子が良くない。

【本日の読了】

「終末のフール」伊坂幸太郎 : 久々の伊坂幸太郎の文庫新刊。小惑星が地球に衝突し滅びを迎える3年前の団地「ヒルズタウン」で暮らす人々を描いた連作短編。似たような設定の小説はいくつかあるが、パニックものがほとんど。この話は一時のパニック状態を脱し、一時的に落ち着いた暮らしが戻って来た頃という設定で、どちらかというと静かに終末を迎える様々な生き方が描かれる。生きる、暮らすということがピュアに浮かび上がる。伊坂幸太郎はうまいです、相変わらず。

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兇天使

<6月26日>

今日は小倉で仕事。

昨夜が地震があったらしいが、爆睡していて全く気付かず。

話題についていけない。

暑い一日。

調子は良かったのだが、昇級をめぐって部下から責められ、つらくなる。

明日は、油山に登って頭を真っ白にしよう。

【本日の読了】

「兇天使」野阿梓 : 神話、ワイドスクリーンバロック、歴史小説、ミステリ、耽美小説など色々な要素をブチ込んだ力作。解説の大森望は日本SF史に残る傑作と持ち上げていたが、まあ、SFとしてどう評価するかという問題はあるが、結構面白かったのでよしとしよう。

「東京物語」奥田英朗 : タイトルそのままに、上京した主人公の約10年を描く、(多分)著者の青春も反映した80年代青春グラフティの連作。それ以上でも以下でもないのだが、ちゃんと面白く読ませる奥田英朗は実にうまい。

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夏日

<6月20日>

3男4男はガイドヘルプの日。

今日も朝から油山へ。

ドライメッシュのTシャツとハーフパンツに、ペットボトルの水2本を持って、暑さ対策は万全。

朝から日差しがきついので、日の当たる道が続く片江展望台コースをやめて、比較的楽な花畑園芸公園~市民の森コースへ。

前回よりも楽に頂上へたどりつく。

下りはいつものもみじ谷コース。

それにしても暑い。

ペットボトル2本は正解。

ネットカフェで休憩、昼食はカレー。

やっぱり汗が出る。

帰宅してシャワーを浴び、体重を量ると、かなり減っている。

減量は夏山に限る。

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落下する夕方

<6月19日>

今日は会社の創立記念日。

午後から記念式典。

勤続25年で記念品をいただく。

仕事は早く終わり、ボウリング大会。

疲れてしまった。

帰宅して記念品を開けるとカタログ。

あまりよい商品がなく、がっかり。

ま、そんなもんか。

【本日の読了】

「落下する夕方」江國香織 : タイトルは秀逸だが、あまり内容とは関係ない。同棲していた男に好きな女ができたと別れを告げて出て行かれ、その女が家にやってきて、なぜか同居するという変な三角関係の暮らしを描く。江國香織の話は、悪くないんだけど、すとんと胸に落ちて来ない、なんだか引っかかるような話が多いような印象がある。本書もそう。それでも、たまに読みたくなる、何かすっきりしない作家。

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黄石公の犬

<6月18日>

朝5時に起きて東京出張。

調子は良くない。

終日吐き気。

夜疲れて帰ってきたら、朝四男が脱走したという。

見つかったのは夕方5時、学校の先生が福重の交差点で発見してくれたらしい。

その間、車で探そうとしたら次男が昨夜室内灯をつけっぱなしにしておいたらしくバッテリーが上がって車が使えなかったり、学校に四男を迎えにいったら運転していた次男が一方通行逆送で点数ひかれたり、ふんだりけったりの一日だったようだ。

【本日の読了】

「らんぼう」大沢在昌 : 文字通り乱暴な二人組の刑事の話。西原理恵子の金閣銀閣をモデルにしたらしい。まあ、それだけで、なんということもない。

「ネプチューンの迷宮」佐々木譲 : 太平洋の小さな島国を舞台とした国際謀略もの。まあ、面白かったけど、ラストは尻切れトンボ気味。

「黄石公の犬」夢枕獏 : 闇狩り師シリーズ本当に久しぶりの新刊。九十九乱蔵はお気に入りなので、もっと書いてほしいなあ。それにしてもキマイラはどうなったんだ。本当に書きっぱなし、放りっぱなしの作家だ。

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遠いうねり

<6月17日>

久しぶりに背広の上着を着て出社。

午後から広島に出張。

博多駅で買った「博多かしわめし」BY北九州弁当は、ネーミングと製造元がうさんくさいなあと思っていたが、かしわめしの上に大きな鶏肉がのっており、実にうまかった。

東筑軒のかしわめしと値段は同じだが、こっちがお買い得。

これから贔屓にしよう。

夜、広島の北海道居酒屋で飲んで帰る。

明日は東京出張で5時起き。

つらいなあ。

【本日の読了】

「遠いうねり」栗本薫 : 亡くなってしまった栗本薫・世界最長のグイン・サーガ127巻。あとがきに死の予感を匂わせつつ、平然と物語りを進める。ヤガで渦巻く怪しい陰謀の影を匂わせつつ、次巻に続く。ああ、せっかくここまで面白くしておいて、次が遺作となる。かえすがえすも残念。結局グインは謎のままに終わってしまう。

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百万遍 古都恋情

<6月16日>

特に世はこともなし。

日曜日から体重が1kgも増えてしまったのが悲しい。

【本日の読了】

「百万遍 古都恋情」花村萬月 : 「百万遍 青の時代」に続く、自伝的青春小説。青の時代は「百万遍」といいつつ東京が舞台だったが、本書でようやく京都が舞台となる。「古都恋情」とは萬月らしからぬタイトルだが、内容はひとことで言えば女遍歴。結構音楽だとか時代のディテールに凝っており、まさに自伝的青春記なのだろう。

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三度の油山

<6月14日>

今日は3男4男のガイドヘルプの日。

洗濯機を回して、8時に油山ウォーキングに出発。

先週、先々週と天気が余り良くなかったが今日は快晴。

調子に乗って、最難関の片江展望台コースに挑む。

まず、登山口に辿りつくまでに、暑さにやられる。

登山コースは、こんなにもきつかったかと後悔するほど息も絶え絶え。

頂上で休憩。

前の2回は頂上は雨だったので休憩もできなかったが、今日は天気がよいので、丸太のベンチに座って休めるのがうれしい。

登山客も多い。

年配の人ばかりだけど。

帰りはいつものもみじ谷コース。

Tシャツとジャージスタイルでは、もう暑い。

ネットカフェで休憩・昼食。

4時間ソファーでマンガを読んで疲労回復。

帰りにUNIQLOにより、ドライメッシュTシャツとハーフパンツを購入。

これで来週の準備は万全。

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月の砂漠をさばさばと

<6月13日>

朝起きて洗濯を済ませ、4男が起き出してソファーでテレビを見ていたので気をつけてはいたのだが、いつのまにか眠ってしまっていた。

起きたら4男がいない。

子ども部屋のガラス戸をこじ開けて脱走。

車で捜索に出る。

暗黒の休日かと暗澹たる気分であったが、幸い笹丘の四つ角で発見、捕獲。

なぜか靴は履かず、私の靴下を3枚重ねて履いている。

家に連れ帰り、今日は罰で外出なし。

妻が注文していたサムゲタンを若久の韓国食品店に取りに行き、買ってきたチヂミで昼食。

車の点検日なので、HONDAに車を預け、BOOK-OFFで時間つぶし。

本を買い、点検の終わった車で帰宅。

【本日の読了】

「月の砂漠をさばさばと」北村薫 : 「ひとがた流し」に出てきた「月のさばくをさばさばと さばの味噌煮がゆきました」というフレーズが印象に残っており、BOOK-OFFで見つけて購入。車の点検の時間つぶしに読む。「ひとがた流し」にも出てきたさきちゃんの子どもの頃の、母とふたりのくらしを描いた連作短編集。ほっこりした話が実によい。おーなり由子のイラストもよい。

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名もなき毒

<6月9日>

朝から気が重い。

終日小倉で仕事。

時々吐き気がする。

夕食は大好物のサモサ

それでも、なぜか気が塞ぐ。

快調なシーズンもそろそろ終末か。

これから下降線を辿るような気もする。

【本日の読了】

「名もなき毒」宮部みゆき : 「誰か」に続くコンツェルンの広報室員を主人公とするシリーズ(何か適当なシリーズ名はないのか。作者は「昭和歌謡シリーズ」と言っているが、なんのこっちゃ)。タイトル通り、色々な毒が描かれる。宮部みゆきは人間の明と暗を書くのが実にうまい。それでいて、全体の印象や読後感はどこか爽やか。安心して本に身を委ねられる稀有な作家だ。この「名もなき」シリーズ、続けてほしい。

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山行かば

<6月6日>

昨日は年休を取り、張り切って潮干狩りに行ったのだが、すでに5月で終わっており、閉鎖されていた。

むなしい休日。

今日は油山に行く予定をたてていたが、天気が悪いという予報だったので、半ばあきらめていたのだが、朝起きたら曇り。

強引に出発。

先週に比べると、身体がなれてきたのか、まだ楽。

山にはいると、時々雨がぱらついていたが、先週ほどではない。

無事頂上までたどりつき、帰りに山頂近くで沢ガニを見かける。

せせらぎもないのに、こんなところになぜ?

降りてからネットカフェで休憩。

至福のひととき。

帰って体重を量ると、全く変わってない。

なかなか簡単には痩せない。

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漂泊の牙

<6月4日>

階段昇りは継続中。

慣れてきたが、汗をかくのが難点。

昼食後の散歩も継続中。

体重は増えたり減ったり。

なかなか思うようにいかない。

明日は久々に年休を取った。

3連休。

【本日の読了】

「漂泊の牙」熊谷達也 : 「邂逅の森」が面白かったので、期待して読んだ。時代は違うが、東北の山と獣が中心となるのは共通。本作はオオカミで、ミステリ仕立て。楽しませてもらった。注目継続。

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虚貌

<6月3日>

朝から雨。

午前中、産業医面談。

ここのところ調子が良いので、就業制限を打ち切るか継続するかでもめたが、結局3カ月継続することになった。

今のワークスタイルからすれば、就業制限があろうとなかろうと関係ないので、どちらでもよかったのだが。

普段は残業はないし、月末は残業になるというパターンは不変。

【本日の読了】

「虚貌」雫井脩介 : この著者の作品を読むのは、「犯人に告ぐ」以来2冊目。「犯人に告ぐ」と同様、警察小説なのだが、この作品で使っているトリック(?)がミステリとしては反則技だというので、一悶着あったらしい。まあ、確かに反則技ではあるのだが、あまりミステリという感じで読んでいなかったので、別に気にならなかった。結構面白かったし。

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